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水澤悠君へ。

■侮辱罪・名誉毀損

侮辱罪は、具体的な事実を摘示しないで公然と人を侮辱する罪です(刑法231条)。

名誉毀損罪は、公然と事実を摘示して他人の名誉を毀損する罪です(刑法230条)。

侮辱罪も名誉毀損罪も、人の社会的名誉や名誉感情を保護するために、犯罪とされ刑罰が設けられています。

侮辱とは、事実を摘示しないで人の社会的評価を害し名誉感情を害する表示を行うことをいいます。例えば、ママ友に向かって「貧乏人」とか「泥棒」とか言ったりした場合です。

名誉毀損とは、人の社会的評価を害するおそれのある状態を発生させることをいいます。例えば、ママ友が何処どこのタイムセールで何々を漁っていたとか、ママ友が何処どこのスーパーで何々を万引きをしていたとか、ある事ない事を言いふらした場合です。

嫌みを言ったり、高額なランチを誘うだけでは、相手の社会的評価や名誉感情を害するようなものといえず、侮辱罪も名誉毀損罪も成立しないと考えられます。