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本から感じる『センス・オブ・ワンダー』

先日、読了した本。

森博嗣さんの『正直に語る100の講義』

読み終わって思ったのは、

タイトルの通り なんだけど

これって、この感じって、多分、生まれて初めて だ。

本から『センス・オブ・ワンダー』を感じるなんて

こんなこと、あるんだね。

以下、忘れたくないことを ピックアップさせていただきました。

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森博嗣 著  『正直に語る100の講義』より

1、好きなものは、自分で創り上げるのが正しい。

15、仕事の中に自分の楽しみを導入する人は、「生産」中でなんらかの「消費」をしている。

16、「大きな成功を目指す上で最大の障害は、小さな成功である」という話をしたが、

   これとほぼ同じ。

   「成功」「楽しさ」「自由」というのは、表現するときの視点が違うだけで、

   実は同じ状態なのだ。

   試しに一から自分で作ってみると良い。時間も金もかけて、

   場所も使って作り上げてみるとわかる。

   それだけ高い金を払った意味がきっとわかるだろう。

   そして、これが楽しさか、これが自由というものか、としみじみ感じられるはずだ。

   自由は値段が高い。

   しかし、自由を獲得するまでの時間が長いため、結果的に、長く楽しめた、と感じられる。

   コストパフォーマンス的に上だ、と思えるだろう。

   この結果、自由を求め、楽しんでいる人は、結果的に出費を節約することにもなる。

   安い買いものを頻繁にする方が「銭失い」となるのと対照的だ。

   僕が、「楽しさを知っている人のところへは自然に金が集まる」と発信したことがあるのは、

   こういったメカニズムである。

20、もっと静かでいたい。

   感動というのは、春の野を歩き、今朝出たばかりの小さな芽を見つけて膝を折る、

   そんな優しく湧き上がるような発見ではないだろうか。

   気づく人もいるし、見逃してしまう人もいる。でも、種を蒔いておく。

   いつ芽が出るのか、僕にはわからない。

   いつ見つかるのかも、わからない。

   「ここにあるぞ!」と大声で叫んで旗を振るのでは台無しになる、

   ということを書いているのである。

   創作とは、そんなふうに種を蒔く行為だと思う。

   仕掛けはするけれど、人の心を揺さぶろうなんて考えたら、

   それは思い上がりというよりも、検討違いである。

21、ぎりぎりの状況を避ける。準備をするほど余裕が生まれ、余裕は良い仕事を生む。

35、僕は、本を読むことの価値の80%くらいは、どの本を手に取るか、

   ということにかかっていると感じている。

   つまり、自分が何を読みたいのか、ということに自分で答えることが、

   読書をする価値のほとんどだと思うのだ。

   したがって、それがわからないなら、読んでも大半の価値を得られない、

   無駄が多すぎる、ということ。

52、「怒りから平和が生まれるだろうか?」

   平和がいかに楽しいものかを、大勢の個人が示すことだ。

   正しい主張をするときには、どうか怒らず、冷静に、むしろ微笑みを浮かべる余裕がほしい。

   正しさとは、笑えるほど当たり前のものなのだ。

56、仕事ができる人、理性的な人になるほど、指摘を喜ぶようになる。

   まったく無関係な人からの批判的なものでさえ、聞いただけで嬉しくなるだろう。

   それが役に立つ方向性を持っていたり、ヒントになることが少なくないと知っているから、

   自分の利益になると直感できる。

   相手がどんな感情を持って言ったのかは、どうだって良い、と感じているだろう。

79、言葉の丁寧さというのは、子供の頃から身につき、

   大人になるとこれを意識的に変えるのに時間がかかる。

   身に染みてしまうからだ。

   その「身に染みている」ことが大事な部分であり、

   言葉がその人に影響を与えていることは自明である。

   敬語を自然に使い、丁寧な言葉遣いをする人は、周囲の人を丁寧に扱うし、

   それが「人のためならず」自分に返ってくることも知っている。

81、教育の目的は(この)感動にあるのだ。

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どれもこれも、うんうんうん、なことだらけなんだけど

一番最後の

『教育の目的は(この)感動にあるのだ。』

大感動、

でした。