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罪を背負う者

私は、文章を書く才能がないから、上手にまとめられるかわからない。

もしかしたらこれを書いた後凄く後悔して、すぐに消してしまうかもしれない。

人によっては、不快に思う人もいるかもしれない。

下ネタとタブーが盛り込まれた日記です。

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なんであんなに荒んでて、お金がなかったのかぼんやりして覚えていないのだけど、二十歳ごろとにかくお金がなくて、重度のうつ病でフルタイムで働くこともできずに、でも家にお金をいれなければ・・・という状況に追い込まれていた。

そのころは、今でいう地下アイドルみたいな流行りはなかったけれど、メイド喫茶とかもあったし、メイドさんがデートしたりするサービスなんかもあったので、容姿はそんなによくはないけれどもプラスアルファの要素さえあれば自分でも客を取ってお小遣いを稼げるんじゃないかと思っていたんだ。

無料ホームページのサイトを使って、簡素ながらも自分の写真や、サービス内容を載せたホームページを作り、お客さんを持っていた。

指圧の勉強やオイルマッサージは友達にしたりしていたので、Hなサービスなしで話相手になりながらマッサージをしたり、

あとは世間的にはタブーな性癖を持っている人のカウンセリングのようなことが中心だった。

なんでそんなことを思いついたのかわからないけれど、私自身も思春期の一番大事な時期に、荒んだ性依存症に悩んでいた。

子供のころの私は、アタマが良すぎたのだ。

ずっと孤独で、母親や父親と表面的な意思疎通はできるけれども、本当の意味での自分を理解しそして受け入れてくれる人なんていないと思っていたし、学校でも本当の友達はできなかった。

そんな自分をどんな形であれ「必要」としてくれる人がいるのならば、それでよかった。

そしてその「必要」とは、性的な対象としてみられることが、若い女性である私にとっては一番簡単な方法だった。

だけどその簡単な方法は、その行為の後に必ず後悔と虚しさを運んできた。

性の歪みと心理状態や環境の関係を意識したのは、その頃だった。

だから、きっと同じように世の中から後ろ指を指される性癖を持ちながらも「そこも持ち合わせたうえでの純粋な自分への肯定」を必要とする人はたくさんいるんじゃないかと思った。

実際、そのビジネスはうまく行った。

ロリコン、露出狂、極度のサディスティック、女装、デリケートなところに刺青を入れてしまったお堅い職業の人、赤ちゃんプレイフェチ、腋臭が好きな人、不倫依存症・・・いろんな人がいて、多くの人はそれを辞めたいと思いつつ、どうやって辞めたらいいのかわからずにいた。

今の私なら、もう少しうまく向き合えたかもしれない。(でも今の私がそれをやるかと言ったら、NOであるのも事実。なぜなら、リスクが大きすぎるから似たようなやり方をするとしても別のやり方を選ぶ)

当時の私にはそれを続けるだけの精神力のキャパシティーが足りなかった。

一年くらいで逃げるように辞めてしまった。

時がたって、私は三十路になった。

あのころ逃げ出したツケなのか、それとも神様かあるいはそれに近い何かが私をそういう人に出会わすのか、ここのところその手の闇を抱えて過去に犯罪を犯してしまった人と立て続けに出会う。

一番重かったのは12年、刑務所に入っていた強姦魔の男である。

彼は、刑務所の厚生プログラムを受けるうちにキリスト教の信仰をもつようになっていた。

過去を隠して第二の人生を歩むこともできる。

だけど、過去の自分を無条件で受け入れた上で、新しく踏み出した人生の中で「友達」として接する人がいることは、彼が彼自身であるために必要なことなんじゃないかと思う。

そして、神様かあるいはそれに近い何かは、私を出所後に過去を知る一番初めの友達となるべく、そのタイミングで遣わせた。

正直、私自身も女性として生まれて、被害者の心の傷が簡単には癒えないことを知っているので、彼らのような人たちと話しているとどちらの立場の視点もバランスよく持ちづづけることが難しいんじゃないかと不安になったり迷ったりする。

加害者も弱い人たちで、被害者ももちろん深く傷つき弱い人たちで

私は、なるべく自分の過去の罪も背負ったまま、いろんな人の話を聞いてただ「その人自身を無条件で受け入れて友達」に慣れる人でいたいな・・・と思う。

出来ることならば、犯罪を犯す前に、その奥の心理をさらけ出させて防げるようになったらいいな、とも思う。

私がいつも祈っている言葉がある「私を、必要とする人のところへ、運んでください」

きっとそれで十分だ。

神様のためなら喜んで闇に生きようと思う。